肌には身体の健康状態がそのまま表れます。

シミ・シワ肌の乾燥、オイリー肌、ニキビや炎症などの肌トラブルは 身体に良くない食品の摂取、必要な栄養素の不足で現れる 身体の不調の兆候かもしれません。

肌トラブルを改善しようと 洗顔料、美容液、クリームなど 何かお肌に良いものはと 毎日いろいろお手入れされているかもしれません。

ですが いくら高価な化粧品でお手入れしても 肌トラブルの原因の根本的な解消にはなりません。

肌トラブルは 身体が求めている栄養素の不足かも

最近の研究で、肌に栄養を与える特定のビタミン、ミネラル、抗酸化物質が若々しく健康な肌のために効果的な事が確認されました。

健康で若しい肌のための栄養素

シリカ

シリカは、体の結合組織(筋肉、腱、髪、靭帯、爪、軟骨、骨)を強化し、健康な皮膚に必要不可欠な微量ミネラルです。

シリカが不足すると、皮膚の弾力性が低下し、傷の自然治癒力も低下します。

シリカを多く含む食品

ニラ、緑豆、ガルバンゾ豆、イチゴ、キュウリ、マンゴー、セロリ、アスパラガスなど天然の形態では、ホーステールハーブ(スギナ)にシリカが含まれています。

亜鉛

亜鉛は、ニキビ治療に使用されますが 実際には、にきび自体が亜鉛欠乏症の症状である可能性があるらしいです。

亜鉛は皮脂の分泌を抑制、また、にきびに関わるホルモンバランスを整えるのに役立ちます。

また免疫力を正常にしたり 視覚、味覚、および嗅覚の維持のために必要とされています。

亜鉛を多く含む食品

新鮮なカキ、カボチャの種、ショウガ、ピーカンナッツ、ブラジルナッツ、オート麦、卵などがあります。

亜鉛は、サプリメントでも摂取することが出来ます。

オメガ3脂肪酸

肌の乾燥、炎症には、必須脂肪酸(EFA)、特にオメガ3がおすすめです。

必須脂肪酸は皮膚修復、肌の保水力、および全体的な柔軟性を担っていますが、身体は必須脂肪酸を産生することができないため、食事によって摂る必要があります。

欧米化した現代の食事、マヨネーズ、サラダ油にはオメガ6脂肪酸が多く含まれ、サーモンやサバなどの冷水魚や亜麻仁やベニバナ油に見られるオメガ3が不足しています。

オメガ6にはアレルギー促進や炎症促進、血栓促進作用があり、オメガ6過剰摂取の食生活がアトピーや花粉症などのアレルギー症状の悪化の原因のひとつになっていると言われています。

オメガ3を積極的に摂りオメガ6を意識して減らすようにして バランスをとるだけで、より滑らかで若い肌が得られます。

オメガ3は魚油カプセルや月見草油などのサプリメントの形でも入手でき、うつ病やがん、関節炎や心臓病などの広範な障害を治療するのに効果的です。

オメガ3を多く含む食品

亜麻仁油、えごま油、チアシードオイル、鮭・サバ・イワシなど青背の魚の油

セレン

セレンは、肌組織の弾力性を担う抗酸化物質です。

活性酸素により細胞が傷つくのを防ぎ、乳癌リスクの低下と相関することが知られています。

セレンは過剰な紫外光による損傷から皮膚を保護することができるので、皮膚癌予防にも効果があるのではと言われています。

セレンを多く含む食品

小麦胚芽、マグロやサーモンなどの海産物、ニンニク、ブラジルナッツ、卵、玄米、全粒コムギなどがあります。

1日3~4粒ブラジルナッツを食べるだけで、殆どの人にとって適切なセレン摂取量を得ることが出来ます。

ビタミンC

ビタミンCは、紫外線、有害物質の汚染によって引き起こされる 活性酸素による損傷を低減するのに非常に有効です。

活性酸素はコラーゲンやエラスチン(皮膚構造を支える繊維)を破壊し、しわや早老の兆候を引き起こす可能性があります。

ビタミンCを多く含む食品

アセロラ、ピーマン(赤・緑)、グアバ、ケール、パセリ、カブ、ブロッコリーなどに多く含まれます。

ビタミンCを含む食品は、ビタミンEと一緒に摂ると紫外線のダメージから皮膚を保護するのに特に効果的です。

出来るだけビタミンCは食品から得ることが望ましく、植物からの本物のビタミンCと合成ビタミンC(アスコルビン酸)と混同しないようにしましょう。

ビタミンE

ビタミンEは、紫外線の皮膚への影響を抑えるもう一つの強力な抗酸化物質です。

ビタミンAと組み合わせると、特定の皮膚癌の予防に特に効果的です。

またビタミンEはしわの発生を軽減させ、局所的に塗布すると肌の乾燥や肌荒れを緩和します。

ビタミンEを多く含む食品

小麦胚芽油、ヒマワリの種子、ベニバナおよびヒマワリ油、アーモンド、ホウレンソウ、モモ、プルーン、トマト、キャベツ、アスパラガス、アボカド。

合成ビタミンEサプリメントは過剰摂取になりやすく 実際に健康に害を及ぼすことが分かっていますので食品から補うようにしたいですね 。

ビタミンA

局所ビタミンA治療は、にきびおよび他の皮膚病を治療するために使用されます。

ビタミンAは、皮膚のターンオーバーを促進し、不足すると、肌が乾燥し肌荒れしやすくなります。

ビタミンAを多く含む食品

レバー、唐辛子、タンポポ、ニンジン、アプリコット、コラードグリーン(キャベツの中間)、ケール、サツマイモ、ホウレンソウ

ビタミンAは、サプリメントで過剰に摂取すると 肝臓に蓄積され健康を害する可能性がありますので 天然の食品から補給するようにしましょう。

サプリメントで摂取する場合は 身体の中で必要量だけビタミンAに変換されるβカロチンを摂取するとビタミンAの過剰摂取を防げます。

有害なスキンケア製品を避ける

市販されている高価なブランド化粧品の多くを含む、ほぼすべての一般的なスキンケア製品に使用される有害化学物質にも注意するようにしましょう。

多くの化粧品には石油由来の原料が含まれていて肝臓に負担をかけ、癌を引き起こす恐れのあるものまであります。

皮膚から血流に入り、最終的にDNA損傷を引き起こし全身の健康を損なう事になりかねません。

パラベン、石油製品、またはよく分からない成分が含まれていない 天然素材の、本当に安全なスキンケア製品を使用するようにしたいですね。

バランスの良い栄養は、若々しくハリのある健康な肌の維持に不可欠です。

化粧品でのお手入れも良いのですが、ほとんどの肌トラブルは 身体内部の栄養不足が関係しています。

不足した栄養素を食事で補うことで 肌トラブルが改善されることもあります。

あれこれ高価な化粧品に大金をつぎ込む前に 身体が栄養不足になっていないか 普段の食生活を見直してみるのも良いかもしれません。